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今のオフィスは最終形ではない。
将来を見据えた「余白」の重要性

株式会社ビザスク

代表取締役CEO 端羽 英子 氏

CORPORATE PROFILE CORPORATE PROFILE

会社名
株式会社ビザスク
代表取締役CEO
端羽 英子
設立
2012年3月
所在地
東京本社:東京都目黒区青葉台4-7-7 住友不動産青葉台ヒルズ9F
事業内容
ビザスクの運営、経営/人材育成に関するコンサルティング及びセミナーの企画運営
URL
https://visasq.co.jp/(別窓で開く)

INTRODUCTION INTRODUCTION

企業にとってオフィスは大切な役割を担うもの。
だからこそ、オフィス選びで絶対に失敗をしたくない。

そんな想いから、オフィス移転に慎重になり過ぎている方もいるのでは?
いえいえ、もう少し気楽に考えてみませんか?

今回お話を伺ったのは、株式会社ビザスク 代表取締役CEOの端羽英子さん。

「オフィス選びはあくまで成長のプロセス」と端羽さんは言います。では、どんな基準でオフィスを選んできたのでしょうか。

2018年9月に移転した新オフィスで、これまでのオフィス遍歴や新オフィスのコンセプトについてお聞きしました。

INTERVIEW INTERVIEW

インタビュー

転機 転機

シェアオフィス・居抜きから
“オリジナル”オフィスへ
オフィスを「創る」意味

今年で設立7年目のビザスクさんですが、これまでのオフィス遍歴を教えて頂けますか?

設立当初の2012年は、渋谷にあるシェアオフィスに入っていました。そこからインキュベーションオフィスを経て、 「ラ・トゥール新宿(別窓で開く)」のSOHOに移りました。このSOHOは約90~220㎡の様々なサイズの部屋があったため、人数が増える毎に移転しました。家の引越しのように荷物も自分たちで運んでいましたね(笑)。正直この頃は、仕事ができれば机と椅子さえあればいいと思っていました。
そんな私たちもついに2017年、はじめてのオフィスビル「青葉台ヒルズ(別窓で開く)」に入居しました。ちょうど居抜き区画があり、内装はそのまま利用しました。そして今年の9月に、同ビル内ではありますがこのオフィスに移転しました。

当初は10階で居抜きオフィス、そして今回9階に移って、意外にも初めての内装から手掛けたオフィスだったとか?

そうなんです!これまでは、“有形固定資産”は将来の選択肢を狭める“敵”だと思っていたので、気軽に身軽に動けるオフィスばかり選んでいて(笑)。

なぜその考えが変わったのでしょうか?

青葉台ヒルズに入ってから、メンバーのオフィスに対する意識が変わったのがきっかけですね。
シェアオフィスやマンションの一室から、自分たち“専用”のオフィスが出来て、メンバーが愛着を持つようになった。空間が「広く」なったことだけでなく、「デザイン」されていることから、自分たちのオフィスという意識も高まったと思います。必要に応じてリモートワークもできますが、皆が自然とオフィスに集まるようになりました。またオフィスに愛着が湧くと、外からお客様も呼ぶことも増えましたね。
そういったことからオフィスが組織のカルチャーに与える影響の大切さを知り、次に移転するときも、メンバーにとって人を呼びたくなり“来ないといけない場所”ではなく“来たくなる場所”にしたいと考えるようになったんです。

繋ぐ 繋ぐ

コンセプトは
「社内外の知見をリアルにつなぐ拠点」。

今回のオフィスづくりのコンセプトを教えてください。

「社内外の知見をリアルにつなぐ拠点」というコンセプトで、オフィスづくりに取り組みました。
そもそも弊社は「世界中の知見をつなぐ」というビジョンのもと、「ビザスク(別窓で開く)」というサービスを運営しています。ビジネス経験に基づく個人の知見と、企業/個人の課題・ニーズをつなぎ、時間単位のインタビューでマッチングするWebサービスです。
こうしたサービスを運営し知見をつないでいる私たちが「リアルな場でも知見がつながる拠点」をもつことによって、ビザスクのクライアントやアドバイザーを含めた大きな“ビザスクコミュニティ”を育んでいけたらいいな、と考えました。

なるほど。そのためにオフィス創りで工夫した点はありますか?

社内外の勉強会や交流会に使えるセミナースペースを大きく取ったこと、そして執務スペースのレイアウトです。私は、日常のたわいもない雑談から生まれてくる偶然のひらめきがビジネスにおいても非常に重要だと考えています。そのために、皆が交流でき会話が生まれるようなスペースをいくつも用意しました。結果、あちこちでメンバーがチームを超えて雑談しているのを見るとうれしいですね。

それ以外に工夫したポイントはありますか?

ホワイトボードとして活用可能なガラス壁を配置し、いたるところでミーティングができるようになっています。また窓側にソファとテーブルのセットが並んでいる、通称“ファミレススペース”はちょっとした打ち合わせからランチまでできる場になっていて、席の取り合いになるほど人気です(笑)。

変化 変化

オフィスは自社の成長をわかりやすく
示すことができるバロメーター

新オフィスに移転して、どのような変化がありましたか?

社内外ともに、「人が集まるオフィス」になったと思います。
移転するまで、お昼は外に出ることの多かったメンバーが、お弁当を持ってきて社内で食べるようになりました。「居心地がいいので、最近、お弁当持ってきているんですよ。」と。これは嬉しかった。
またオフィス移転のプレスリリースを出したあと、各方面からの取材も増えましたね。取材内容は移転に関することだけではなく、弊社のサービスについて。オフィス移転をきっかけに、再度サービスに注目して頂けたんです。採用面でも応募者が増えたり、セミナースペースを活用したイベントや勉強会が企画実施されたりと、オフィスを創ることの重要性を再認識しました。

経営の目線においてもやはりオフィスにこだわることは重要だと。

はい、その会社のフェーズにもよっても変わるとは思いますけどね。立ち上げたばかりで人も少ないならば、オフィスはそこまで気にしなくてもいいかもしれません。ただ、人が増えてきたら、オフィスが組織のカルチャーに与える影響は大きいでしょう。
メンバーの数が増えれば増えるほど、チームごとに動く機会は多くなりますし、チーム数も増えます。そうなると、リアルな場でコミュニケーションを取ることが大事になってきます。弊社は今55名の規模となりましたが、オフィスを工夫することでコミュニケーションの機会を提供できています。そういう意味では、オフィスにこだわることは重要と言えるのではないでしょうか。

余白 余白

ゼロからプラスへ。
オフィス移転は成長のプロセス

端羽さんにとって“オフィス”とはどんな場所ですか?

オフィスは、会社の「ちょっと“先”を表す場」だと思うんです。少しだけ背伸びした姿というか。
今回オフィス移転を検討する際、様々な経営者のお話を伺いました。その中で印象に残っているのは、「オフィス規模で会社の先の事業スケールを可視化できれば、その規模まで成長できる」という言葉。その通りだと思っています。
今回のオフィスも、55名のメンバーに対して98席椅子があります。将来のために「余白」を残しているんです。これから先どのチームにどのくらい人手が必要になるかはっきりはわかりません。オフィスの使途は、日々変化していくでしょう。だからこそ、将来を見据えた「余白」があるこのオフィスは気に入っています。

つまりは空いている席が減ることが、成長の指標になるのですね。

そうですね。席が埋まってきたら、会社が成長できた証拠。また次のステップへつながります。

最後に、これからオフィスを選ぶ方へアドバイスを頂けますか?

まず、今のフェーズにおいてオフィスで何を実現したいかを考えてみるのがいいと思います。私の場合は、「メンバーが行きたくなるオフィス」を創ること、「社内外の人が集まり会話が生まれ、その結果知見がつながり広がる」というゴールを実現するためのオフィスを考えました。
次に、今検討しているオフィスが「最終形」だと思わないこと。今回、移転してあらためて思ったのですが、移転してみると次への課題が必ず生まれてくるんです。例えば、エンジニアからは「椅子の座り心地をもう少し良くしたい」という意見がすぐ出たり・・・(笑)。
それならば、無理して100点を目指さず、そこで見つかった課題を改善するためにも早く成長しようと考えればいい。
私は、「現状維持」よりは「変化」する方がいいと思っています。オフィス選びに限らず「変化」は「ゼロからプラス」になるということ。オフィス選びもあくまで成長のプロセスとして考えるのがいいのではないでしょうか。

取材・撮影内容は、2018年9月のものです。

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